「周りから浮かない」ことと「個性がない」というのはイコールではありません。
マナーをわきまえつつ、自分に似合うものを選べばいいのです。
入学式、卒業式、発表会、結婚式、お葬式など、それぞれにふさわしいマナーがありますので、そのポイントを外さないようにしなくてはなりません。
マナーについては別ページで解説しますね。
簡単に個性を出すためには、コサージュやアクセサリーなど小物使いを工夫するところから始めてみましょう。
小物使いがナチュラル派さんの腕の見せ所です。
フォーマルファッションにはつきもののコサージュ、シルク素材の豪華なものから色鮮やかなポリ素材までいろいろですね。
コサージュは色選びが重要です。
ナチュラルカラーやアンティークカラーのものを選ぶとしっくりきますよ。
ハンドメイド作家さんのシルクフラワーコサージュなんかもおすすめです。
シルクフラワーは、光りすぎず、上品な素材ですから、ナチュラルママにも似合うんです。
手先が器用な人なら、自分で作ったりもできますね。
ただし、素材には注意。リネンとコットン素材のみのコサージュは、普段使いの素材であるためマナー違反と取られる場合もあります。
シフォンやコットンサテン、ビジューなどを組み合わせてくださいね。
フォーマルな場所にも合うようにするには、パールを組み合わせたデザインがぴったり。
靴とバッグは悩むものです。
無難なのは、黒のストラップシューズでヒールが少しだけあるもの。
3cmか4㎝ヒールがお勧めです。
ヒールが全くないと、カジュアルに見えてしまいます。
黒のストラップシューズなら、普段ソックスと合わせてカジュアルにも履きこなせますから、ひとつ揃えておいてもいいですね。
また、黒の紐靴も意外と合わせやすいものです。
茶系にしたいなら、コーヒーブラウンを選びましょう。
ちょっと主張したい方は、シンプルなバレーシューズにシューズクリップをつけてアレンジするのも素敵です。
シューズクリップは、ちいさなコサージュ風のものやブローチ風のものまで市販されていますよ。
ナチュラル派さんに合うフォーマルバッグは、やっぱり布製のもの。
皮革のハンドバッグだと、どうしてもかっちりしすぎてしまうからです。
例えば、ちょっとクラシカルな、がま口金具の布製ミニバッグも素敵です。
金具はキラキラしていないほうがおしゃれに見えます。
くすんだアンティークカラーのものが見つけられるといいですね。